マレーシア選挙与党が勝利

国際物流をしていると当たり前ながら各国の国内事情に振り回されます。今回はマレーシアの事例でありますが、選挙が始まる前からお客様の荷動きが止まりました。話を聞いたところ、この選挙の結果次第で政策が変わり輸入が不利になる可能性があるために様子を見ようというのが理由でした。が、別のお客様はまったく影響なく輸出しており、状況も画一化されているわけではないようです。現地側で強いコネクション力というのもあるのでしょうか・・・。

今回の選挙はマレー系(与党) vs 中華系+インド系(野党)の対立で、選挙毎に野党の議席を増やしており、今回初の政権交代になるか!というのが争点だったようです。どこの国にも民族対立的な諸問題はありますが、東南アジアは中華系民族がどの国にも一定数おり、また経済力を持っているためいくばくかの影響力をもっており、日本よりもさらに難しい舵取り運営が必要とされることと思います。また、このような国は政権が変わると事情も一変することもあり、とカントリーリスクが非常に高いです。

ただ我々のような企業にとって、このような変化こそがビジネスチャンスだと捉え、柔軟に対応するべく知恵を行動に変え、乗り越えていきたいと思います。

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